2007年10月5日金曜日

小さい秋で見つけた世界

職場の横の公園。
昼飯食った後は、だいたいここで煙草ぷかぷかぷぅっ。

若い頃から、公園とか屋上が好き。
何だろう、やっぱ自由だからかな。
サボってるサラリーマンも好きだし、
バカ騒ぎする若者も嫌いじゃない。
愛を育む恋人たちも嫌いじゃない。
おもむろに、太極拳はじめる変なおじさんとかも好き。
浮浪者も好き。
青いテントも好き。
大阪にいた頃、浮浪者のおじさんが話してくれた
戦争の話とか、未だにいい記憶。

そんな公園のベンチでぼーーっとするのが好き。
屋上でたら~っとするのが好き。
煙草をぷかぷかぷぅっ。
缶コーヒーが良き伴侶。



この季節、公園は気持ちいいが、
そろそろ、銀杏がぽたぽた落ちてきて、素敵な香りがする。
銀杏を見てて、何だかなぁな気分に。

どうしてそんなに落ちるの。
お前、種だよね?
踏まれてばっかじゃん。
臭いし。
おい、何でそんなに実を落とす?
そういや、種ってみんなそうだな。
人間にしてもそう。
何だろう、ちゃんと成体になるのって、
たくさんの種の、ほんの一部なんだよな。
まぁ、俺もそういう理由だと、サラブレットなわけ。

けど、
銀杏どうしてそんなに落ちる。
銀杏は食べれるか。
そうだ、他の生きものの命を育むんだな。
うむ、当たり前だけど、何だこの世界。
妙だ。
自然界の余剰、それは調和しているのか。
だね、銀杏が一個だけしか落ちなくて、
それがきちんと育つと、他の生命が育たんのよね。

わかりきっていることだけど、
そうやって世界を考えると、
頭が爆発しそうになる。

じゃぁ俺は?
何てね。

季節の変化が、余剰の調和として見えた午後の公園。
うーむ、よくわからんが、
世界を愛さねばなと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

秋ですな~
秋に子供を授かると
生まれるのは夏
野菜がたくさん出来る季節
というわけで、いい時期だって

そういう話じゃないか

ふく さんのコメント...

■なかに

へ~夏に生まれるのいいんだ。
俺、夏生まれだ!でも、馬鹿だ!(笑)
いい季節に産んでくれた親に感謝。
そして、馬鹿でごめんなさい。