2007年11月1日木曜日

新橋 立ち飲み「たち木」

鰻の串焼きの立ち飲みがあるということで、
行ってきた。

新橋 立ち飲み「たち木」

店内に入ると、
会社帰りのオヤジ!オヤジ!オヤジ!で
ごった返している。

はじめてなので、入口近くに場所をとると、
奥の方から客のオヤジ!に、

「こっち空いてるから、こっち空いてるから」

としきりに呼ばれて、
もう、何やねんと、仕方なく、
いや喜んで奥へ行く。

もちろん、奥には14インチのテレビあり。
日本シリーズやってて、ああだこうだと盛り上がってる。
上着を脱ぐと、この客のオヤジ!が
ハンガーを渡してくれ、
かける場所を指定してくれる。

まずは、瓶ビールと煮込みを注文。
この煮込みがなかなかよくて。
トロトロの牛すじ少々と、
乱切りにした牛蒡と人参がごろごろはいっている。



旨いから

「旨い!」

と言ってしまう。

と、横のオヤジ!が

「ここの煮込みはねぇ~ホンモノの牛すじつかってるからねぇ~」

と説明してくれる。
ニセモノがあるのか???

じつは、この店、箸なんて野暮なものはおいていない。
みんな、竹串を箸の代わりにして食らう。
これがまたしみったれてて、よい!

鰻の串焼きを頼んでみる。

まずは、

かぶと焼き(一串¥180)

肝焼き(一串¥200)

安い・・・。

で、こんなん。



一口ほおばると、
これは日本酒じゃなきゃと思い、
酒を注文すると、
またまた、横のオヤジ!が

「俺も飲んじゃおっと」

と、なぜか便乗して酒を注文する。
どういう口実やねん。

で、おもむろに

「かぶと焼きは目にいいんだよ~」

と説明しだす。
嫌いじゃないよ、そういう侵入。

鰻の頭を串焼きにしたのは、
はじめて食ったが、
なかなか臭くて良い!
肝もこの値段でかなりのクオリティ。
酒が進む。

もう一杯注文して、
ふつうの蒲焼部分を注文しようと
メニューを見ると、
矩尺(たんじゃく)焼き(一串¥300)
くりから焼き(一串¥500)
というのがある。

くりから焼きなんて書かれてても、
何のこっちゃわからんので、店主ではなく、
横のオヤジ!に確認すると、
嬉しそうな顔して、

「鰻が龍のように串に刺さっているの」

とのこと。
うーむ、ちょっと、想像できなかったので、
無難に矩尺焼きを注文。



これまた旨い!
やわらかくて、ちょっとレアな感じも残しつつ、
これまた、この値段でかなりのクオリティ。
酒が進むわ、ごっつあんです。


カウンターの後ろに立って囲むテーブルスペースがあって、
そこに所狭しとオヤジが群がっていて、
どうもこの方たちもかなりの常連のよう。
自分たちで持ち込みしたスルメを、
焼いてもらったりしている。
おすそ分けをいただいたよ。
オヤジ!ありがとう。

立ち飲みだけど、
気さくな雰囲気にのまれて
小一時間もいてしまった。

ここ、また行くだろうな。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

や~ん おいしそぅぅぅぅぅぅ~!!!
うなぎ大好きなんだよぉ!

なぜ ぐるぐる巻いた鰻にしないのさ???

ふく さんのコメント...

■のぞ~る

ぐるぐる巻いたのは次回のお楽しみさ♪
今度、お宅の旦那連れていくばい!