2007年11月6日火曜日

川越 喜多院の五百羅漢

川越に行ってきた。
東武線で池袋から30分。
蔵づくりの街並みが残る小江戸ということで、
前から気になっていたところ。
しかし、小江戸や小京都を語る街がいくつあるねん。

まずは、
日本三大羅漢の一つにかぞえられる、
喜多院の五百羅漢を見に。

こんなん。



なんじゃこりゃーー。
石仏好きにはたまらん。

近寄る。



おおっ。



おおおおっ。



えっ?



酒酌み交わす?



うっそーーん。



あれっ?
鬱、、



なに、照れとるねん!

この羅漢たちは、
1782年から1825年の約50年間につくられたとのこと。
全部で538体あるとのこと。
笑うのあり、泣いたのあり、怒ったのあり、ヒソヒソ話をするものあり、
いろいろな仏具、日用品を持っていたり、動物を従えていたりと、
いつまで見ていても飽きない。

後から知ったけど、
深夜にこっそりと羅漢の頭をなでると、
一つだけ必ず温かいものがあり、
それは亡くなった親の顔に似ているのだという。
うーむ。すごいなぁ。


五百羅漢といえば、
実家の近くにもある。

奈良県高取町壺坂寺の五百羅漢。
ここは、山の中にあって、
ものも岩肌に彫られていて、
相当朽ちてたりします。



そもそも、五百羅漢って何だろう。
いろいろ調べてみると、

五百羅漢とは、
お釈迦様に従っていた五百人の弟子の事で、
世間一般の感情や欲望等は、
全て超越している仏だけど、
菩薩の境地には未だ到達してなくて、
永遠の修行者なんだそう。

人間と仏との間の存在で、
俗世の陰影を宿し、
人の世の悲しみの重さを人間と共に耐え、
人間の愚かさを人と共に悲しみ、
仏と在俗の橋渡しをなす、
幸福への導き師であるとのこと。

うーむ、おもしろいね。
全国の五百羅漢制覇するぞ!
欲望丸出しだ。

喜多院の五百羅漢 写真

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