2007年12月31日月曜日

ゆく年くる年

2007年も24時間をきった。

今年は、東京という街で1年間過ごした。いろんな人との良き出会いがあった。たくさんの良き出来事があった。ずっとぶちあたっていた壁、解決不能に思えてたいろんな問題や悩み、そういった諸々の事に、不確かながらも良き方向が見えた年。とにかく前向きに求めた事、行動した事、その因と果が幸福な関係をもたらしてくれた年。生きていることはありがたいとたくさん思えた年。

その反面、長い間空気のように接していた地元の友人達とは、地理的に距離が開いたぶん、顔が見えなくなってしまった。信頼こそ永遠なるものだが、その寂しさは例える術が無い。何もなくても顔を合わせることの大切さを新たに思う。変わらないもの、変わり行くもの、やっぱ諸行は無常だお釈迦さん。

昨年末は、何もかもが行き詰っていた。だから、今年は絶対といった意気込みを抱いていた。
携帯電話の2008年1月1日の予定には、「新しい人生の開始」なんて書くくらい切羽つまってたよう。来年の1月1日は、どうあっていたいのか。2008年は34歳だから、2009年は35歳だ。2010年は年男で36歳!?やばいやばい。そう、やばいやばい。結局毎年年末になると、こうやって意味不明の危機感、強迫観念に煽られる。

2008年は1月に仕事を辞めて、東京を離れる。しばらくは、神奈川県の里山に居候しながら春先までは造園の学校に行く。その後は何か収入を得ないといけないが、まったくノープラン。本当に造園がやりたいかどうかも定かではない。いずれにしても、今、来年について掲げられることは「よく遊びよく学べ」といったことかな。子供じみてるかもしれないが、しばらくはそれで行こうと思う。生命延長勝敗なき今俺30代。悩ましくもあり悩ましくもない、年の瀬。ゆく年くる年の感覚は、どんどんはやくなるが、また重くもなる毎年。2008年は生きながら軌道修正しよう。

とりあえず、
2007年ありがとう!
そして、
2008年の俺よ、
よく遊び!よく学べ!

2007年12月25日火曜日

今日はお寺で6時間!





とっても大切な友人たちが、
来年1月19日(土)に都内のお寺【港区青松寺】で
「六ヶ所村ラプソディー」の映画上映会をやります。

まだ、この映画を見てない人は、
是非是非この機会に見なさい。

六ヶ所って何?
なーんて野暮なこと言ってたら、2008年は寒いよ。



 ~~~~~~ 転送・転載大歓迎 ~~~~~~

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        今日はお寺で6時間!
  ~知る・感じる・ただ坐る etc.
      with 映画「六ヶ所村ラプソディー」~

    2008年1月19日(土) 12:30~19:10
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       お寺は癒しの場だけじゃない。


禅僧たちの毎日がそうであるように、大切な気づきの場なんだ。
    話題のドキュメンタリー映画を見て考えよう。
   今生きていることや、自分にとって大切なこと。


     身体をほぐすための時間もあるよ。
     6時間たっぷり、身も心も、深呼吸。


   お寺に行くのが初詣だけなんてもったいない。


  ▲ウェブサイトはこちら▲ http://otera6.jugem.jp/


 :::::::::::::::::::::::::
 [一]概要
 [二]プログラム詳細
 [三]お寺の楽しみ方
 :::::::::::::::::::::::::

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[一]概要
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 【とき】
  2008年1月19日(土)

 【ところ】
  港区青松寺(せいしょうじ)
(日比谷線神谷町徒歩8分/都営三田線御成門徒歩5分)
  http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/mapframe.html

 【プログラム】
  12:30  開場
  13:00  映画「六ヶ所村ラプソディー」上映
  15:05  休憩
  15:25 (ヨガなんて不可能だと思ってる人のための)
     極楽ルーシーダットン by Marich
  15:45 (原子力なんてまったく興味ナイ人のための)
       原子力講座
  16:15  トークセッション&ライブ
      鎌仲ひとみ×佐藤達全+正木高志
  18:00  エンディングテーマ
      ~やまずめぐる~ by 風義
  18:15  中締め/休憩
  18:30  坐禅講座

 ★お寺かふぇ&しょっぷ『おてろく』限定開店!!
  すべてオーガニック&マクロビオティック。ココロにも
  美味しい精進スイーツ、玄米おむすびなどの軽食や、
  身体が温まるお茶などでほっとひと息。お寺っぽい
  キュートなエコグッズ、オススメ本、CD、全員プレゼ
  ント付きワンコインくじ(500円)も発売しています。
   ◎マイカップご持参大歓迎です。

 【資料代】
  1500円  予約不要

 【お問い合わせ】
  otera6☆gmail.com または 080-6536-1370
  (☆を@に替えてください)

 ※会場の青松寺にはお問い合わせしないでくださいますよう
  お願いいたします。満員のため入場できない場合もござい
  ます。当日の混雑状況についてはお気軽に080-6536-1370
  または080-3255-7242までお問い合わせください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[二]プログラム詳細
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  Ф映画「六ヶ所村ラプソディー」上映(13:00~)

   自然の恵み、海と空、お金、エネルギー、歓びや悲しみ、
   めぐる命のリレー…私たちの生活とつながっている様々
   なものを映し出してくれるドキュメンタリー映画です。
   わたしたちの未来、そして今について。きちんと向き合
   って考えなくちゃと思いつつ、つい後回しになってしま
   う。そんないろんなあれこれを、一度しっかり見つめて
   みませんか?
    詳細 >> http://www.rokkasho-rhapsody.com/


  Ф(ヨガなんて不可能だと思ってる人のための)
   極楽ルーシーダットン by Marich(15:25~)

   カラダも固けりゃアタマも固い。そんな人こそルーシー
   ダットン。ルーシーは「賢人」で、ダットンは「ストレ
   ッチ」。「賢者のストレッチ」を意味するタイ式ヨガは
   仏教と深~いつながりがあります。呼吸と共にゆるやか
   に動いて全身をやさしくほぐし、ご利益をたっぷりいた
   だいちゃいましょう。


  Ф(原子力なんてまったく興味ナイ人のための)
   原子力講座(15:45~)

   生まれた時から電気はあった。空気や水と同じように。
   でも電気ってそれほどアタリマエの存在?いちおう基本
   を押さえておくと、お釈迦さまみたいに世界がもっと
   見えてくるかも??


  Фトークセッション&ライブ(16:15~)
    鎌仲ひとみ×佐藤達全+正木高志
    ~今日はお寺で考えよう!~

   話題の映画監督と禅宗のお坊さんのスリリングな会話に
   あなたも参加してみませんか。2人の共通点は、講演は
   いつも大人気、話し上手な大学の先生でもあること。
   そこにいのちの語り部&唄い手、正木さんがからんでき
   たら?見逃せないセッションになりそうです!すっきり
   したココロとクリアなアタマで、いつも自分で考えて
   進んでいけるヒントとパワーをもらっちゃいましょう。


  Фエンディングテーマ~やまずめぐる~
      by 風義(18:00~)

   『やまずめぐる』
   大地を濡らした雨はやがて
   川となって海へと注いでゆく
   海は雲をつくり 雲は旅をして 雨となって大地に還ってくる
   海は雲 雲は雨 雨は川 川は海
   やまずめぐる めぐりやまず やまずめぐる 命の旅
   すべてはおなじ ひとつのもの

   僕は食卓に野菜を運び 野菜は青虫も齧ろうとしている
   虫は鳥たちにパクリとやられ 鳥は君の口に呑み込まれた
   僕は草 草は虫 虫は鳥 鳥は君
   やまずめぐる めぐりやまず やまずめぐる 命の旅
   すべてはおなじ ひとつのもの
   やまずめぐる めぐりやまず やまずめぐる 命の旅
   すべてはおなじ ひとつのもの
   あなたも僕も ひとつのいのち


  Ф坐禅講座(18:30~)

   ただ坐ること。その中に悟りがあり、すべてがある。
   それが禅の教えです。うーむ、深い!ただ坐ると言っても
   やり方やコツはやっぱりあるらしい。一度やってみたかっ
   たあなた、和尚さまの指導でばっちり体験できるチャンス
   ですよー♪
   ※ご参加の方は、脚の楽なズボンやジャージをご用意くだ
   さい。スカートはご遠慮ください。更衣室もございます。


  ---------‡‡‡出演者プロフィール‡‡‡-----------
 ::::::::::::::::::::::::::
  ◎Marich(マリーチ)
   日本タイマッサージ協会認定セラピスト。仏教寺院ワット
   ポー(タイ/バンコク)付属マッサージスクールにてタイ
   古式マッサージコース、アロマオイルマッサージコースを
   修了。現在都内のスパと自宅にてタイ古式療法を施術中。
   自らはヨガ歴7年、ダイナミックなアシュタンガヨガを
   日々修行する実践派ボディワーカー。

  ◎鎌仲ひとみ
   富山県生まれ。NHKで医療、経済、環境をテーマに数多く
   のドキュメンタリー番組を手がけたのち、98年のイラク
   取材をきっかけに、映画「ヒバクシャ - 世界の終わりに」
   を2003年、監督。2006年、2年の撮影期間をかけた
   「六ヶ所村ラプソディー」を完成。東京工科大学メディア
   学部准教授。『ヒバクシャ-ドキュメンタリー映画の現場
   から』『ドキュメンタリーの力』ほか著作多数。

  ◎佐藤達全
   1948年群馬県生まれ。育英短期大学教授、鶴見大短期大学
   部講師、曹洞宗・群馬県常仙寺副住職。禅宗の教えをわかり
   やすくひもときながら、食べものを通じてわたしたちがすべ
   ての命とつながっていることを実感させてくれる教育者。
   ウィークデイは大学教授、週末はお坊さんの二つの顔を持つ。
   『典座教訓』『道元・日々の生きかた』『仏教を歩く』ほか
   著書多数。

  ◎正木高志
   1945年生まれ。60年代からインドでヴェーダーンタ
   哲学を学び、仏教にも造詣が深い。80年、阿蘇山麗で農的な
   暮らしを開始、植林活動や環境問題に関する執筆や講演を
   行う。90~91年、アメリカ・モンタナ州立大学に
   招かれ環境倫理学を講義。森林ボランティアグループ
   「森の声」代表。著書『木を植えましょう』『出アメリカ記』
   『空とぶブッダ』『スプリング・フィールド』

  ◎風義(かぜよし)
   小学生の頃からギターとバンド活動にのめりこみ、96年、
   シンガーソングライターとしてソロ活動開始。ほぼ月一回
   のライブ活動、カメラとペンによる創作活動のほか、演劇
   や映画などにも楽曲を提供。小笠原への旅をきっかけに自然
   ・環境思想にも深く心を寄せ、「半農半歌」生活の実現を
   目指し、人と人とのつながり直しを祈りつつ歌っている。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃[三]お寺の楽しみ方
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【お寺に入るときは・・・】

  山門は、 お寺への入口・結界です。左右には「四天王」と
  呼ばれる四体のお像が、邪鬼を踏みつけながら立っています。
  見ようによっては、邪鬼は私たちの迷いや煩悩を一身に受け
  て、四天王を支えているかのようです。私たちは心の重荷を
  あずけて、無垢な心で門内の清浄なる空間に立ち入ることが
  できます。山門をくぐられる折には、ゆっくりと四天王さま
  や邪鬼たちと親しんでください。


 【お寺の中は・・・】

  観音聖堂の70%に床暖房の施設がありますが、暖房温度は
  控えめです。十分に暖かい服装でお越しください。


 【会場の観音聖堂は礼拝堂です。】

  観音さまの優しいまなざしに包まれて、穏やかなときを過ごす
  空間です。自分の内面と向き合い、あるいはここに集う人たち
  と暖かなつながりを感じながら、身も心も観音さまの御前に
  投げ出し、くつろぎと安らぎのうちに静寂の空間に身をおいて
  みてください。


  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  足るを知る。
  こだわりのない自由な心で知るべきことを知る。
  誰かの言い分をうのみにせずに、いろんな情報を知る。
  これからの先のいのちのために。


  :::::::::::::::::::::::::

  主催:お寺で6時間!実行委員会
     ウェブサイト >> http://otera6.jugem.jp/
     連絡先 >> otera6☆gmail.com   080-6536-1370
      (☆を@に替えてください)

  協力:青松寺

  協賛:一級建築士事務所ビオフォルム/上松志文
     入谷ひらしま歯科医院/金澤運輸株式会社
     杉浦文哉/れんげ堂

  :::::::::::::::::::::::::

2007年12月16日日曜日

浅草観音温泉

浅草に住んで一年半。
わけあって、
浅草での生活もあと1ヶ月。
ということで、行けるとこは行っておこうな最近。

浅草には実は温泉がある。
浅草寺の横に温泉がある。
その名も、



浅草観音温泉。
渋い。

こっちに来てからずっと気になっていたけど、
入浴料が700円、営業時間が午前6時半から16時まで
という制約のため、
行けないでいた。

今日は寒いし、
先日いった鹿教湯温泉での温泉体験の余韻もあり、
思い切って?行ってみた。



廊下。
渋い。
超古いが床がピカピカに磨かれていて、
下駄箱やロッカーの具合が、
骨董の域で渋すぎる。

風呂の入り口には、いつの時代のやねん!っていうくらい
絶対見たこともない、鹿の乗り物がある。



張り紙には、
「バンビちゃんは動きません。」
激渋い。



風呂の入り口、
男湯 MEN、女湯 WOMEN
と書いてある。
ゲージンさんも来るのか!
アンビリーバボー。

脱衣所。



ロッカー、壁、天井の扇風機、
何もかも古過ぎる。
ここで脱衣はしびれたね。

風呂。



天井高し。
壁画はおっぱい丸出しの人魚3名。なんで?
タイルの具合よし。
洗い場は、蛇口オンリーのシャワーなし。
極めつけは、
「熱い VERY HOT」
の注意書き。
で、これまたまじで熱い!
一応湯船が二つあって、VERY HOTじゃない方の湯船も
かなりHOT!
浅草の銭湯って、スーパージョッキーの熱湯風呂くらい
熱いと思っていて間違いないです。

熱すぎて貧弱な僕には温泉の評価はできないが、
この建物の雰囲気は一度味わうべしだと思う。
最近、都内の銭湯がどんどんつぶれていっているらしいけど、
絶対つぶれて欲しくない風呂屋です。

浅草観音温泉

2007年12月6日木曜日

新橋 カレー「タジマハール」

今日の昼飯。
新橋にある、カレー屋さん「タジマハール」。
知り合いから店の変遷や噂は聞いていて、
前から行ってみたかった店。
新橋は夜もフラフラするが、昼はほとんど毎日フラフラしている。
けど、なかなか見つけられなかった店。
最近やっと見つけたので行ってみた。



地下にあるので、狭い店を想像していたが、
階段を下りて店に入ると、店内は結構広く、
インドの写真なんかが、たくさん壁にかけられていて
なかなか雰囲気のよい店。
客は、新橋の昼間だからか、サラリーマン、
しかも、週に1度以上は来ますって感じのオヤジが結構多い。

僕は、辛いものが苦手というか、
スパイスに敏感に反応しすぎるというか、
食べるとわかりやすく瞬時にすんげぇ汗が出るので、
カレーは好きなんだけど、スパイスとかちゃんしてそうな
本格的なカレーはあまり食べないようにしている。
だから、カレーは詳しくない。

メニューを見ると、
おいしそうなのがいっぱいあったけど、
とりあえずおススメの「サブジキーマ」を頼んでみた。



辛さも、甘口、中辛、辛口と3段階選べるようだが、
とりあえす、甘口にした。

相席のオヤジ二人は、いつものって感じで
野菜カレーを注文していた。
これ、結構うまそうだった。

で、
サブジカレー登場。



知り合いからは、
店が変わって味も変わった風なことを聞いていた。
けど、まえの店を知らないし、
カレーのこともよくわからんので、
うまかった!
カレーに納豆を入れるのが、
結構好きなので、
オクラのヌメリの食感がよい。
また、エビがあっさりしていてプリッとしていて、
ひき肉と、キーマカレーとすべてハーモニー!

甘口でも、結構汗かいたけど、
ボンカレーでも汗をかくので仕方ない。
ここは、多分、また行くと思う。
いや、週に一度は行きたくなる店。

2007年12月5日水曜日

宮本常一/民俗学の旅



「忘れられた日本人」に続いて、宮本常一の「民俗学の旅」を読んだ。

宮本氏が、どうして民俗学の道を歩むことになったかということが、自分自身の故郷のことや、生い立ちから書かれている。
民俗学に対する考え方もよく書かれているが、世の中の捉え方、関わり方がいろいろ述べられていて興味深かった。とくに第二次大戦前後の物資や食料の乏しい時代に、宮本氏がもともと農民の生まれであり、各地を自分の足で歩き回った経験を元に、農民を、世の中を救おうと奔走する様は、学者とは思えない暖かい人物像が伝わってきてとても感銘をうけた。宮本氏は、金持ちの生まれでもないし、自らを百姓だと名乗る人。スゴイ民俗学者だけど、本当に本物だと思う。
また、「忘れられた日本人」で語られていた、私の祖父につづき、父母のことが書かれていた。家を出る息子に贈る父親の言葉や、慈愛あふれる母の姿が印象深く、宮本氏を形成している要素として、祖父やこの両親の影響がまたまたよくわかった。
また、現代社会における地域社会の問題にも、戦後まもない頃からいちはやく目を向けられていて、中央集権的な日本社会の行く末を見事に予知されている辺りも、鋭い感覚を持ってられたんだなと改めて思った。

その他にも、宮本氏が歩んだ歴史をつぶさに知ることができ、庶民の人との関わりを通して彼の語る言葉、視点の感慨深さをよく知ることができる好著であると思う。

まだまだ著作があるので、これからどんどん読んでいこうと思うが、読めば読むほど、失われた庶民の暮らしを思い、寂しくなるだろう。けど、懐古主義に陥るのではなく、宮本氏が消え行き忘れ去られないよう残してくれた著作の中から、しっかりと日本人の姿をとらえ、自分の生きる時代に少しでも反映していければと思う。

2007年12月3日月曜日

北千住 串かつ「天七」

北千住でちょいと一杯。

北千住駅西口から歩いてすぐ。
ロータリーを左に行って、
マクドナルドの脇の路地を入った飲み屋街へ。

ちょいとのれん越しに覗くと、
立ち飲みで、
コの字型のカウンターに30~40人くらいの客が
ひしめきあってた。

いけそうもなかったが、入ってみる、
ぎゅうぎゅう詰めだけど、
店員さんのうまい口さばきで、
スペースを確保してくれた。

メニューを見ると、
串かつのみ。
キャベツとソース壷の感じといい、
ソース二度漬け禁止とか書いてあり、
店の雰囲気はどうも関西っぽい。



生と、レバ、うずらを注文。
なかなかいける。
梅サワーと、アジ、ハムを注文。
うまい。
けど、アジは醤油で食いたかった。
大阪の串かつは、魚系は醤油で食う人がいるから、
結構置いてあるんだよな~。
マグロとか頼むと、醤油わざわざ出してくれたりする。

さくっと平らげて、
店をでる。

店の名前を確認。



串かつ専門店「天七」

なるへそ。
大阪には、天神橋筋商店街ってのがあって、
天神橋筋六丁目だと「天六(てんろく)」って言う。
たぶん、店の名前はそこら辺からかと思う。

もち、客はおっさん率高いんだけど、
普通の若い子やカップルも何人かいたな。
でも、なんか似合わないよね。
こういう店には。

まぁ、俺もまだまだだけど。

2007年12月2日日曜日

都電荒川線

今日は、早起きして、お寺行って、
なんかヒマだし元気だし、
B型らしい思いつきで都電荒川線に乗って
町を散策することにした。

まずは、都電の始発駅早稲田へ。
早稲田まで行ったので、
とりあえず、早稲田大学ものぞいた。

大隈重信さん



早稲田大学は、土曜にも関わらず人がたくさんいた。
大隈さんが立つところには、観光客?なのか、
オバサンたちがひっきりなしに訪れては、
デジカメや携帯で記念撮影していた。
構内にイチョウとか、落葉樹が結構あって、
大隈庭園とかは紅葉がなかなかキレイかった。
穴場かも。
ここの庭園では、紅葉をバックに
結婚式の撮影をしていた。
賢いかしらんが、よくわからん大学だ。

都電荒川線早稲田駅に。



駅と言っても、電車が一両なので、
とても小さい。こういうの好きだ。
駅に書いてある運賃を見ると、
どこまでのっても一律160円とのこと。
いいね。
400円で一日乗車券もあるみたいので、
それを購入した。
もちろんバスと一緒で、
ワンマン運転。



スモール・イズ・プリティってとこか。
なんか、こういう電車に乗ると、ええ年こいてわくわくする。

早速乗り込んで、どこで降りるかでまた、わくわく。
鬼子母神⇔雑司が谷間は以前一度乗ったことがあったので、
飛ばして、
最初に、サンシャインが見えるかなと思って、
東池袋4丁目で降りた。
高速道路の高架があるだけで、
何もなかった。

つぎに、大塚駅前で降りた。
ここは、前から気になってた町なので、
駅周辺をひととおり歩いてみた。
なかなか猥雑な感じでよかった。
夜に一度ふらりとしてみたい感じ。
ちょうど時間も13時ごろだったので、
駅前でラーメンを食った。



ホープ軒。



正直、ラーメンはあんまり詳しくないので、
どうのこうのいえないが、
油がどろどろういてて、こってりしてて、うまかった。
ここ、常時2、3人くらいが待ってて、よく流行っていた。

つぎに、飯を食ったので公園でもふらりと散歩したくなって、
飛鳥山で降りる。
ちょっと小高い丘にある公園で、
ここも紅葉がきれかった。
そのまま歩いて、王子駅前へ。
飛鳥山と王子駅前の間に、ちょいと気になる路地が、
ささやき横丁?名前忘れたが、とても昭和な感じで、
ここも今度夜ふらりと行きたいなぁという感じでした。

王子駅前から、つぎは梶原って駅で降りる。
ここは、車内刷り広告で

梶原銀座通り 都電もなか

ってのを見てしまって、ふふふと思い下車。
長方形の箱に入ってて、都電の形をしたもなか。
「2個ください。」
と言うと、
「2輌ですね」
と店員。
やられた。

都電もなかも買ったし、
荒川線ツアーも終盤線。

つぎに、荒川遊園地前で下車。
そう、そのまんま、あらかわ遊園ってキッズが戯れるところ。
入りたかったけど、一眼レフのカメラ片手に、
俺1人じゃ絶対ヤバイので我慢した。
で、その辺をぷらぷらして、隅田川を見て
小台から町屋へ。

町屋!で下車。
ここが、よかった。
下町、京成線ガード下の朽ちた感じ、



古い八百屋、魚屋、路地、路上で飲むおっさん集団、
生のみ販売焼き鳥屋さん、路地の奥にある連れ込み宿風ホテル、
家の前で古本販売、



などなど。
みどころ満載でした。

うまそうなカウンターだけの喫茶店があったので、
休憩。キリマンジャロを味わう。
カメラをぶらさげていたので、店のおやじが
僕のことを電車オタクと勘違いして、
荒川線の写真展をやっているから、
是非行ってくださいとかなんだとか、、
適当に話をあわせておいた。
コーヒーはうまかったです。



町屋で、ふつふつとテンションがあがり、
一気に終点の三ノ輪橋へ。
ここがまたまたよかった!
日も暮れてきて、駅降りた感じでなんか臭った。
路地を抜けるとすぐ、きました。
ずどーんと庶民的な商店街。
たぶん、なんとか銀座って名前。
お惣菜屋さん、魚屋さん、おでん種だけの店、
餃子だけ売ってる店、日用品店などなど
専門特化した商店から何から何まで揃ってて、
夕方だからということもあって、すんごい人通り。
もう、キタ!って感じ。
商店街を2往復くらいして、
物色しまくって、いただいたたのがこれ。

コロッケパン。



そう、最後の一個でした。
商店街を物色しながら歩くと、
店の人と目があいます。
このパン屋のお母さんと、いちばん感じよく目があったので、
これにした。
買う時も、一つなので、袋はいらないんだけど、
普通、「袋いる?」と聞くけど、
無言で、なんかアイコンタクト的なやりとりで、
そのまま手渡ししてくれる感じの良さ。
もち、パンもあっさりした生地と、あっさりしたコロッケで
油っこさがまったくなくて、おいしくいただきました。



看板も素敵。

で、最後に〆のひとっ風呂浴びた。
銭湯!





いい湯だな。
女湯の女性がけたたましくしゃべりまくってる。
男湯の男性はもくもくと風呂浴びてる。
そんな銭湯。
全館禁煙とべたべた張り紙しておきながら、
思いっきり灰皿が置いてある銭湯。
脱衣所から隣のアパートの窓が思いっきり
見えている銭湯。
いい湯だね。

ということで、都電荒川線満喫でした。
この後、本当の〆に北千住へ。
だはは。

常円寺 チベット仏教法要

制作会社の友人T君に誘われて、
朝8時30分から、新宿西口の常円寺に
チベット仏教の法要を見に行った。



ネパールからお見えになっている、
ケツン・サンポ・リンポチェという高僧さんと僧侶9名で、
執り行われていた。

T君曰く、この高僧が相当すごい人らしい。
T君は大のチベット好きで、
先日も会社の昼休みに、
食事行ってきますと言っては、
ダライラマに会いに行ってたらしい。

法要、新宿西口からすぐの高層ビルの横にある
とても行きやすいところでやっていたけど、
朝早いからか、告知とかされていないのか、
一般の聴聞客は僕たち含めて5名くらいだった。

意味はまったくわかんないけど、
あの独特のまったりとぼそぼそ唱えては、
急に鳴り物と太鼓でドカーンといった
チベットのお経を朝のピーんとした都会の空気の中で、
ゆっくり堪能できた。

高層ビルと高僧のお経。

1時間ほど聞いて、
来る途中に見つけた喫茶店が
どうしても気になってしまっていたので、
T君に話してみると、
彼も渋い喫茶店好きで、
一緒に行くことになった。



ピースは、僕が吸っている煙草で、
世界で一番うまいと思う煙草。
看板でピーんときて、店をみると、
ピースの鳥のマークが窓にデザインされてたりする。
これはもしや何か関係があるのかと思い、
お勘定の時にT君が店員さんに尋ねてくれたが、
店員さん
「あっ、ただのパクリです」
の一言で一蹴。

モーニングはうまかったが、
残念。