2007年11月29日木曜日

新橋 てんぷら「葉村」

新橋でちょいと一杯。
他に行きたい店があったんだけど、
そこは満員だったので、
以前から気になってた
てんぷら「葉村」に。



ここは、昼も普通に食堂として開いている店。
18時半くらいに行って、誰も客いなくて、貸切状態だった。

店に入ると、店員さんに怪訝そうな顔で、
「食事ですか?」
と聞かれ、
「いえ、ちょいと一杯です」
と答える。
ちょいと、恥ずかしい。
もちろん、夜は飲み屋として開いているのだが、、

メニューは、てんぷらが中心だが、
酒のアテも充分そろっている。

鯖の味噌煮と
てんぷらの盛り合わせを注文。



この、てんぷらの盛り合わせは、
エビが3本、
キスが2枚、
イカ、なす、しし唐で
なんと¥380也。
マジ?って値段。
まぁ、お安~いので素材とか味とか云々言わなければ、
超良心的です。

新橋はごちゃごちゃしてるので、
店内も狭い店が多いけど、
ここは、テーブル席もカウンターもゆとりのある広さ。
静かにしみったれて、
一杯ひっかけるには、
とても好都合な店。

俺ミシュランに認定。
ごっつあんでした。

2007年11月26日月曜日

千日前 うどん たこ焼き

友人の結婚式があって、久々に関西に帰った。
関西というか、大阪に帰るというか、行くと、
どうしても!食べたいものがある。

うどん
たこ焼き
お好み焼き
どて焼き

まぁ、ラインナップにすると、恥ずかしいけど、
うまいんだから仕方が無い。
値段で解決とか、本場関西風とか言われても、
東京では絶対に味わえない大衆グルメ。

今回は、うどんとたこ焼きが食えた。

とくに、どうしてもアノ、うどんが食いたくて、
土曜の朝に大阪に着いて直行した。

難波は千日前、
よしもとの花月があったり、
歌舞伎座があったり、
パチンコ屋、
一杯飲み屋、
焼肉屋、
ラーメン屋、
といったこってりした感じが乱立する
とてもいかがわしい素敵なところ。

で、うどん屋が軒を並べる。



お目当てのアノうどんは、この店。



「安くて・早くて・うまい」

素敵でしょ。
で、朝から開いてます。(たぶん24時間開いてたと思う)
関西にいた頃はずっと通い詰めた
値段も味も変わらないうどん屋。

大好きな、スタミナうどんとかやくご飯。



スタミナうどんとは、
うどん+生卵+てんぷら 也。

かやくごはんとは、
五目飯みたいなもの 也。

俺流の食い方は、
てんぷらにしっかり出汁をしゅませてから、
かやくご飯にのっけて食らう。
下品でしょ。
けど、出汁とてんぷらの油と、ご飯の味付けとが
濃厚に絡み合い、見事に3倍美味しい。
なんか食ってて、これヤバイ、と思ってしまう旨み。
別々に食っても充分うまいんだけど、
昔、毎日行き過ぎて、さすがに飽きて見つけた技。
で、この技はここのうどんとご飯じゃなきゃ生まれないハーモニー。
あかん、また食いたくなってきた。

たこ焼きは、
なんば花月(吉本新喜劇とかやってるところ)の脇にある
たこ焼き激戦区で。



ここは、観光客相手だったりして、
関西にいた頃は、あえて行かない店なんだけど、
時間がなかったから、とりあえずって感じで食べてみた。



これが、旨い~んだよな。
侮っていたよ。
確かに、もっと旨い店はあるけど、
そもそも、レベルが高いんだよな。

外はしっかり焼けてて、
中がフワッとろっじゅわっアチッ!て感じ。
やっぱうめぇよ。

トンボ帰りだったけど、
うどんとたこ焼き食えて幸せでした。
今度は、
お好み焼きとどて焼き食うぞ!

2007年11月15日木曜日

銚子 銚子漁港

銚子漁港に行った。
サバの水揚げを見るために。

銚子漁港は、日本有数の水揚げ量を誇る首都圏の台所。
魚を大量に積んだ船が全国各地から入港し、活気のある漁港です。

漁港は、第一から第三まであり、
それぞれで水揚げが行われている。
漁港ハシゴの開始!

まずは、第一漁港に。
ここはマグロ、カジキマグロ、カツオなどがいた。



これ、さきっちょの角みたいなのを切られた
カジキマグロくん。でかかった。



水揚げされてきたマグロくんが、
洗われてました。



つぎに、サバの水揚げを見るために、第二漁港へ行ったけど、
この日は時化で、水揚げがなかった。
すんごいいい天気だったけど、海の天気はまた別のよう。

で、第三漁港へ。
ここはたくさんの魚くんが水揚げされてて、
すんげぇ活気があった。



鎌のようなもので選別してます。



カレイ、サンマ、アジ、ブリ、
いろんな魚がいっぱいいたよ。









アジの水揚げ



こっちはブリの水揚げ



海の男は格好いい。



水揚げが始まるとおこぼれを狙って。
鳥がわんさか群がってきます。

こんな風にとまってて



水揚げがはじまると、
ぶわっと飛び立ちます。



何が怖いって、このときの空からの糞爆弾!
すんげぇふってくるのよ。
一緒に取材に行ったTくんは、1糞食らってました。

それにしても、漁港は活気があるんだけど、
魚は鮮度が命だから、みんな黙々と仕事していて、
また、仕事の手際がすごくいいのが印象的でした。
そんな雰囲気なので、一見、海の働く男たちは、
とりつきにくそうに思うんだけど、
あれ何だろうって思って質問すると、
必ず答えてくれて、必要なことだけしか言わないというのが
また格好よかったな。

第三漁港での取材を終え、
港の風景をとりに船が停泊しているところへ。
ここで、素敵な漁師さんとの出会いがありました。

港で、同行していたMさんが、
カメラパシャリパシャリとやっていると
停泊した船に乗ってたおっちゃんがいきなり、

「魚欲しいかぁ~」



と話かけてきて、欲しいと言ったらいっぱいくれた。
小さくて出荷できないであろう舌平目。
ビニール袋にわんさかと入れはじめる。

「あっ、もうそれくらいでいいです」

と言っても、入れ続ける。
スーパーの袋に舌平目がぎゅうぎゅうずめ。

「まだ、欲しいかぁ~」

「いえいえ、もう充分です。」

「そっかぁ~」

もう、どんだけ~でした。

丁寧に皮の剥き方まで教えてくれて、
とってもいいおじちゃんでした。

Mさんがお礼にと言って、缶コーヒーを後で持っていくと、

「今度夏に家に泊まりに来い!」

とのことでした。
是非、いろんな話を聞きに行きたい。
ほんまありがとう!

漁港はこんなん。




銚子は醤油の町でもある。
このベンチとテーブルもいい。



漁港ならではの看板。



こういうのも、いいでしょ。



ありがとう銚子漁港。

銚子 犬吠崎の日の出

仕事の取材で、千葉県は銚子に行って来た。
まずは、犬吠崎の日の出。

関東最東端の犬吠埼は、
山頂・離島を除き日本で一番早く日の出を見る事が出来るところ。
前日深夜まで宴会したけど、しっかり5時に起きて見て来た。

まだ、夜明け前の灯台



あまりにも海と空が雄大なので、
デジカメをワイドモードにしてみた。



少しづつ、太陽が。
雲の端をギラギラと照らしはじめ、



おおっ



おおおっ



うぉぉ



ぬぉぉー



どっかーん



ひえっーー



日本で一番早い日の出!
いただきました!

夜明けから約一時間の間で、
気づいたら150枚くらいシャッター押してた。

むはは。

▼犬吠崎


拡大地図を表示

2007年11月8日木曜日

川越 名物

川越グルメは、
なんてったってイモイモイモ。
サツマイモの地ビールなんてのもある。
あとは、鰻。



喜多院バス停脇「紋蔵庵」の川越ポテト
これが一番美味かったかも(笑)



店内には、こんなおもろい置物もあり。
特大川越いもダルマというらしい。



これがサツマイモの地ビール。
イモの甘さとまろやかさがあって、
なかなか美味かった。



鰻のバッテラ。
珍しいでしょ。
これもなかなかイイ味。
ただ、バッテラ?感はあまりわからず。



これが、問題の
川越名物、鰻とイモを欲張りにマッチングさせた
うな重ならぬ、
いも重なるもの。
ごはんの中にイモがまざってるんだけど、



一緒に口にかき込むと、
鰻の甘さとイモの甘さが喧嘩して
見事な感じでした。。。



最後に
地ビールと、
ご当地ワンカップ。

イモのシュークリーム、
イモシューも食いたかったけど、
売り切れてた。残念。

ごっつあんでした。

2007年11月7日水曜日

川越 蔵造りの街並み

川越は、蔵造りの街並みが残るところとしても有名。
美しい日本の歴史的風土100選というものに選ばれているくらい。

川越の蔵造りのキーワードはすばり、

耐火
耐震
耐水

享保5年(1720)に幕府の奨励で、
江戸の町に耐火建築として蔵造り商家が立ち並ぶようになり、
江戸との取り引きで活気のあった川越の商家もこれにならい、
蔵造りが建つようになったとのこと。
川越の蔵造りの特徴は、倉庫としての蔵でなく、
店舗を蔵造りとした「店蔵」であるところ。

そんな蔵造りが、道路をへだてて、ずらっと並ぶ。
ほとんどが確かに店舗。
川越名物のイモとか売ってる。
その他にも、炭専門店とかおもしろい店があって
歩いてて飽きない。



けど、
2車線の道路は、かなりの交通量があって
歩いているとかなりうっとおしい。
歩道と車道の段差がないので、
ぼおっと歩いていると、車に轢かれそうで危ない。
現在では、

耐車

が最も必要か。



でも、電線がない。これはやるね!



こんな風に、
2階部分と屋根がとても重厚な感じ。

明治26年(1893)に川越大火が起こり、
町の3分の1が消えたんだって。
現在の蔵造りの多くは、
これを契機に建てられたものだそう。

その中でも、
1792年に建築されて、いまも残っている
重要文化財である大沢家住宅を見学。



壁がモリってなってるのがわかりますか?
これは耐震のためで、
こういう風にモリってすることで、
揺れを緩和するのだそう。
すごいね、昔の人は。



川越の蔵造りの建物で
一番印象的だったのは、
鬼瓦がデカイ。
なんでこんなにデカイねんって
随分テンションあがった。
後から調べてみると、面白いことがわかった。

これは、鬼瓦がデカイからではなく、
屋根の最上部に壁のようにある「箱棟」というものが
そそり立ってるため。
川越の蔵造りの箱棟は本来の機能に加えて、
箱棟そのものの装飾性が高くなって、
過剰なほど巨大になっているとのこと。
この箱棟両端の鬼瓦の後ろの大きな高まりを
「カゲ盛」といって、
巨大化した箱棟の両端に鬼瓦を設置すると、
鬼瓦も巨大なものが必要になるので、
その整合を図るために、このカゲ盛を配して、
箱棟と鬼瓦の接合部にボリュームとバランスを
与えているとのこと。

この箱棟、カゲ盛、鬼瓦の感じが
今まで見たことなくて、
すごいよかったな。

この日は、天気もよく
この蔵造りの街並みと
空との感じもよかった。