2007年6月27日水曜日

寺田本家 天然酒



酒の色はやや黄色く、雑味を感じるが、旨みもすごくあり、一般的な日本酒(純米、吟醸)の味とはまったく異なる。なんというか、日本酒独特の、頭が痛くなるような気がするアルコール風味がまったくない。

はじめて飲んだので、どういうことかは、まだよくわからないが、
一般的な日本酒と天然酒は、つぎのような違いがあるようだ。


【天然酒】

・天然の蔵付き酵母
・天然の種麹菌
・原材料は米・米麹・水だけ
・醸造用アルコールは一切使用しない
・米・米麹の米の精白度が71%以上100%未満(玄米は不可)

といった条件でつくる。
アルコール度数は約15%くらい。飲むとアルコールを感じるだけでなく、日本酒のアミノ酸度が1~2に対し、天然酒は8前後あり、うま味が強く感じられるとのこと。


【日本酒(現在一般的なもの】

・米を削る割合を精米歩合で種別
・削られた米の玄米に対する割合で、たくさん削るほど精米歩合のパーセントが少ない
・精米歩合が70%以下を純米酒、60%以下を吟醸酒、50%以下を大吟醸酒という
・米をたくさん削るので、米のたんぱく質や脂肪をそぎ落としている
・雑味は少なくなるが、ミネラル分などもそぎ落としてしまい、味に深みがない

米をたくさん削れば削るほど高級な日本酒とされている。
飲みすぎると、よく頭が痛くなる。


天然酒を日本酒と呼び、現在出回っている日本酒の呼び方を、変えてはどうだろうか。

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