2008年12月30日火曜日

虹の戦士



地球が病んで

動物たちが 姿を

消しはじめる時

まさにそのとき

みんなを救うために

虹の戦士たちがあらわれる


どうやったら虹の戦士になれるか

2008年12月26日金曜日

Wouldn't It Be Nice



Wouldn't It Be Nice!

2008年12月16日火曜日

Journey Through the Secret Life of Plants



Journey Through the Secret Life of Plants
スティビーワンダーで一番好きなアルバム。
同名の映画のサントラとして3年がかりでつくられた、壮大なストーリーを秘めたCD2枚組みのコンセプトアルバム。残念ながら、映画の内容が植物の生態を描くというマニアックなものだったので、一般公開されず、3年もかけてつくったのにアルバムもあんまり売れなかったらしい。

けど、このアルバムはすごくいいんだな。大地の創造から生命の誕生、昆虫の戯れ、花の語らい、木々のささやき、そして四季の移ろい人間の営みといった自然のすべての出来事が、スティービーワンダーというフィルターを通して奏でられる非常に美しい芸術作品。

で、YOU TUBEで幻のドキュメンタリ映画を見つけてしまった。。
やばい。サボテンと会話する日本人(p5の2:30)とか出没。
マニアックな世界がお好きならどうぞ。

p5の7:15くらいからと
p6ははじめビートルズなのですが、、、
映像おもしろいかも。

Secret life of plants p1


Secret life of plants p2


Secret life of plants p3


Secret life of plants p4


Secret life of plants p5


Secret life of plants p6


Secret life of plants p7


Secret life of plants p8


Secret life of plants p9


Secret life of plants p10

ささやかなこと

昨日は朝からパーマカルチャー仲間と須藤農園さんでビニールハウスの支柱たてのお手伝い。このご主人がとてもいい人。バイトじゃないんでとにかく楽しんでやりましょうと言ってくれ、そしてそういう空気をつくってくれる。お手伝いといってもなぜか自分の頭にすりこまれている頑張ろうとする指令。気持ちよく過ごすこと。それだけでいい。





午後からはKzt君と自分達の畑にちょいと行く。ちょいと久しぶりの畑。ずっときがかりな、種から育てたタマネギがちゃんと生きててくれる。白菜や大根が寒さに負けずぐんぐん大きくなってくれてる。キャベツもそろそろキャベツらしさを主張しだしている。なかには寒さに負けて元気のない野菜たちもいる。冬の畑の厳しさの中の美しさに感動。
大根、白菜、カリフラワーなどを興奮しながら収穫。どれもこれも本当に愛しい。そして、大豆。Kzt君がトージバから引き継いだ大豆。収穫して干してくれてたのを一緒に持ち帰り仲間とあぁだこうだと言って莢から取り出す。

とてもわずかだけど、大切な大豆。
一粒一粒に思いが溢れる。

2008年12月14日日曜日

今日のNHKスペシャル

今日のNHKスペシャル「追跡!“国産食品”偽装」

問題がまた見えた。
まずは、国産と中国産(アジア産)の価値と価格の違い。この価値と価格の違いは味や商品そのものではなく、ブランド力として定着してしまっている。定着したイメージは国産はよくて中国産(アジア産)は悪い。

うなぎの偽装の1ケース。ある加工業者さんは、台湾のうなぎを仕入れて売っていた。このうなぎは国産のうなぎと比べても充分おいしいと自信がもてるうなぎ。けど、台湾産ということだけで、量販店はまず国産と同じ値段では買ってくれない。消費者も味に変わりはなくても国産と同じ値段で台湾産のうなぎが売られていたら確実に国産を買う。国産と同じくらいおいしいうなぎなのに安くしか売れない。産地表示の法改正があるまでは出荷する箱に国産としただけで売っていた。おいしいし安全なうなぎ。

今年のうなぎの偽装問題の発覚でこの加工業者も摘発される。偽装をやめて台湾産として再スタートするも国産と同じ値段ではどこも買ってくれないし、消費者も買わないしで経営は悪化。もう偽装はできないから、加工業者さんは何とか台湾産のうなぎはおいしいと価値を認めてもらおうと量販店などに訴えるけど、まったく話を聞いてもらえない。おいしさでは何の差異もないものが同じ価格として扱ってもらえない。

一方、日本のうなぎ供給60%の中国ではうなぎ養殖業者がたくさん倒産している。中国産と表示したうなぎは安くしか売れないから。すべてがすべてとはいえないが、品質がよくても売れないから。このままでは中国も商売がやっていけない。中国の新しいうなぎ業者は、もう日本ではなくアメリカや自国内の需要に目を向け始め、価値を認めてくれる新しいマーケットを開拓し始めている。アメリカや自国内でのうなぎ人気は好調なよう。新しいマーケットが定着すれば、もう日本になど売らないだろう。これはうなぎだけではない、日本へのすべての中国(アジア)産の食品はいずれ日本には回ってこなくなるかもしれない。

食料自給率が40%と言われる日本。安い食べ物を求め、安心・安全を求め、自分達では生産しない消費者。国産というだけで味や価値ではなくブランドで納得している消費者。またその構造をそのままずるずると利用せざるをえない業者、量販店。トレーサビリティ?利潤を産むため輸入してるんだからそんなの偽装するでしょ人間。冷凍食品なんてそもそもなんや。そんなものに安心・安全求めるなよな~黙って食べとけ。この先、中国のお金の価値と日本のお金の価値が同じになった時、どうするんだろう。政治の問題か?経済の問題か?スーパーにはどんだけ食料があって、日本の農地はどんだけ放棄されてるんだか。さっさとはじめなさい。って思う。

2008年12月13日土曜日

フリーマーケット

今日はチョメ太郎夫妻に誘われて、代々木公園のフリーマーケットに行ってきた。フリーマーケット、直訳したら自由市場になるか?10年前くらいに一度やったことがあるけど自分で参加するのは随分ぶりだ。そうそうフリーマーケットって思ったよりも売れるんだよね。そしてちょっとフリーマーケットについて考えてみる。

僕は持っていったショルダーバックと加湿器が3,000円で売れた。交通費が往復1,400円だったので、原価はおいといて1,600円が利益ということに。で、本当はあまり考えず使ってしまったところ、ナイキの靴が1,000円、ウールのセーターが500円、ヤッケが100円と、合計1,600円ピッタリ。(ニット帽はチョメさんの戦利品だが、それいいなぁとウルウルしてたらくれた。大愛用するよ!さんきゅうチョメさん。)

細かいことはさておき、何となくプラスマイナスがゼロ。もう使わないものを欲しい人が買ってくれて、そのお金で僕が欲しいものを買ってみたところ、結果お金はプラスマイナスゼロ。細かいことはさ~ておき、何か悪い気がしなかったなぁ。金額もそもそもの値段ではなく、その人がそのものに対して持っている価値で左右されているのも何となくよいのか。お金は交換手段として帳尻がすっきりするとそんなに悪くはないのかな。それとも欲望と欲望がマッチングしたら、何の矛盾も感じないのかなお金。

どうしてそうなるかわからんというか見えないでいるモノの金額や利益率、価値の差異、通貨の格差、そんなところが複雑に絡み合ってるお金がわかんないし嫌なのか。不当な労働、もしくは無希望な労働の対価として得るお金が嫌なのかな。それはなんとなく嫌な感じがするな。

今日僕が売ったもの、買ったものはそもそももっと高い値段であったもの。だいたいみんなそう。おおげさな話、1万円のものが100円になったりするのだ。新品と中古品の価格の関係って何やろう。価値って何やろう。どういうことでお金がまわっているんだろう。

考えないといけないことはたくさんあるけど、今日のお金の交換は何かよかったのは事実。だけれども、フリーマーケットをNO MONEY!でやったらどうなるだろうか?物々交換だね。それでいいと思うが、自分が支払った元の値段に対する対価を欲しくなるよね。ここら辺をどう気持ちよくするかがNO MONEY!にできるかどうかのひとつのポイントかも。交換って何やって考えること。交換が好感になるには何やろうって。ここがX。

それにしてもフリーマーケットにはなんとたくさんのモノがあふれていることか→生産をやめろとは言わないが少なくしてもいいんじゃないかなと単純に思う。

2008年12月12日金曜日

ブラブラっとシュゲイザー

ランドスケープ→エスケープ
ヨ・ラ・タンゴ→酔ってらタンゴと
ブラブラしてたらマイブラ→シュゲイザーへと

My Bloody Valentine, Only Shallow


マイブラはそういやチョメ太郎と意気投合
ここら辺のへなちょこ路線のルーツありだな
74's boys

My Bloody Valentine - Knows When


フジロックにきてたとは
あまりにもショック

My Bloody Valentine - Soon


シュゲイザーじゃなくて
シューゲイザーなのね

Beautiful Dreamer

これ、すごくいい!



クリスマスってやつです。

Harmonia*ハルモニア

2008年12月8日月曜日

Starting Over

今日、12月8日は
ジョン・レノンの命日。

亡くなる2日前の「ジョン・レノン ラストインタビュー」を読んでみる。
わがままで自由奔放なジョン、それをうまく制御するヨーコがおもしろい。
約5年間活動を休止していたジョンのこれからの意欲が感じられて何とも惜しい。

亡くなる3週間前に出された「Double Fantasy」を聞く。
"Woman"や"Beautiful Boy"などジョンならではの美しい曲。
ヨーコのちょいとイっちゃってる曲。
そして
"Starting Over"



「Double Fantasy」は、
ジョンが亡くなったことと、
ヨーコとの愛について考えさせられるアルバム。
偉大だけど弱くて優しいロックミュージシャン。
ジョン・レノン。

2008年12月5日金曜日

Na na na na na na na, na na na na, hey Fuku....

久々に帰宅。

というのも、12月1日に農家バイトを辞めた!
というか給料もらって豚ズラ~。
迷惑をかけて悪いとは思うが、
雇い人と雇われ人の関係が特化していたので、
これでいいのだと自己暗示。

その夜に
相模湖PC仲間と鍋。
豚つながり?なキムチ鍋&豆乳鍋。
みんな、猫、ヘビメタ、空耳、ありがとう。

次の日は
相模湖町で陰陽農法をされている方の農場にちょいとお邪魔。
やっぱ畑っていいし、自由な時間を満喫。

午後からは
anjuさん家のお隣さん家で
なめこの植菌したり、何でか木の伐採をしたり
焼き芋、メザシをあぶってビール飲んだりと。
これまた自由で楽しい時間を満喫。

夜には藤野に移動してこれまた楽しい夕べ。
自分達でつくった野菜の鍋をいただく。
ありがたや、ありがたや。

次の日は自分達の畑に行く。
最近あまり行けてなくて、季節が変わったことを痛感。
種からまいたタマネギがなんとか育ってくれててうれしい。
そしてPC仲間に野菜を初梱包。
これから野菜をつくって欲しい人にあげようと思っている。
自分が楽しいと思える生産手段を
お金やモノに交換しないもやもやチャレンジ。

帰るつもりが、
温泉のお誘いにまんまとのっかってしまい、東おたるの湯へ
思えばこの温泉に来るとなんだかトークがはずむ。
今宵も仲間とお風呂で裸トーク。
いい湯でした。

次の日は引越しお手伝い。
ここでバチがあたったのか、
レンタカーをガードレールにこする。
レンタカーを返却する時に素直にぶつけたと申告したら、
こすったところに戻って警察呼んで事故証明をもらえとのこと。
無念。
一緒にいた仲間は社会勉強と言って
いやな顔ひとつせず、つきあってくれる。
なんともありがたい仲間。

今朝、無事にレンタカーを返して、
朝から立川の喫茶店でモーニングぅを食って
ああだこうだとおしゃべりしだしたら
止まんなくて2時間くらいフリートーク。
なかなかいい話ができたなぁ。

で、やっとひさびさに帰宅。

また無収入でどうしようって日々が
はじまるのだが、、

Na na na na na na na, na na na na,
hey Jude....
いや、
hey Fuku....

って言われているような日々だった。
お金ないけど、
豊かだなぁて思えるような。
みんなありがとう。

2008年11月30日日曜日

Better, better, better, better, better, oooh...

僕の人生を表す歌が"Hey Jude"だそう。
ほんまかいなと、You Tubeで見たり、歌詞をみたりしていたら、
ポールにクリソツの大親友に息子が誕生したとの報せ。
Better, better, better, better, better, oooh...
なんだかなぁ。



Hey Jude(Lennon/McCartney)

Hey Jude, don't make it bad
Take a sad song and make it better
Remember to let her into your heart
Then you can start to make it better.
Hey Jude, don't be afraid
You were made to go out and get her
The minute you let her under your skin
Then you begin to make it better.
And any time you feel the pain
Hey Jude, refrain
Don't carry the world upon your shoulder
For well you know that it's a fool
How play it cool
By making his world a little colder.
Na na na na na na na na na.
Hey Jude, don't let me down
You have found her, now go and get her
Remember to let her into your heart
Then you can start to make it better.
So let it out and let it in
Hey Jude, begin
Your waiting for someone to perform with
And don't you know that it's just you
Hey Jude, you'll do
The movement you need is on your shoulder.
Na na na na na na na na na, yeah.
Hey Jude, don't make it bad
Take a sad song and make it better
Remember to let her under your skin
Then you begin to make it better
Better, better, better, better, better, oooh... Yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah, yeah.
Na na na na na na na, na na na na, hey Jude.

Na na na na na na na, na na na na, hey Jude....

2008年11月27日木曜日

カール・マルクス 共産主義者宣言


かの有名?なマルクスの本。1993年の新訳赤本。断るまでもなく、僕はコミュニストでもなければ、マルクス主義でもないし、ismや烏合することは毛嫌いする方だ。お金が諸悪の源であると確信をもつにいたったバイブルのひとつであり、この十数年の我が人生の腐った道のりの礎。はじめて出会ったのは大学の頃。とりあえず的にサラリーマンには絶対なりたくないし、かといってやりたいこともない。この先、自分はどうして生きていったらよいかと悩み、最下層の労働にあけくれていた頃。答えや希望があったわけではないけど、最下層の労働から何かがわかるかもしれないと思っていた。バイトで仲良くなった芸大の変な奴から「お前、マルクス読めよ!」といって渡された。まっ赤々の本。つまらないと言い、だるいと言い、なのに何も変えようとせず、日々をこなす周りの友達にうんざりしていたあの頃。生きていくことって何や、何でやりたくない仕事につかねばあかんのかと、かといって自分も何もできなかったみじめな日々。そんな中、絶望のどん底へと導かれた思想のひとつ。ランボーや、セリーヌと同様に。本当にどうやって生きていったらいいんだと。

「今日に至るまで、あらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。自由民と奴隷、貴族と平民、領主と農奴、ギルドの親方と職人、要するに抑圧するものと抑 圧されるものとはつねに敵対しあい、時には隠然と、時には公然と、しかし絶え間なく闘い続けてきた。この闘いはそのつど、社会全体の革命的変革をもって終 わるか、さもなければ、相闘う階級の共倒れに終わった。…」

1848年作。
今は2008年。
160年。

もうどん底はいやだから、ずっと封印していたけど、久しぶりに読んでみた。紆余曲折蛇行しながらも十数年間密かながらしっかりと思い続けてきたこと。僕はコミュニストでもなければ、マルクス主義でもないし、ismや烏合することは毛嫌いする方だ。お金が諸悪の源であるということを、思いではなく実践できるかもしれない。そんな予感がする今日この頃。本当にお金をぶっ壊したい。

相対立しない
価値もない
交換もない
何もない
という絶望から立ち上がり
分かち合う時代よ!

2008年11月17日月曜日

ゲド戦記Ⅲ さいはての島へ

いよいよ第三巻を読み終えた。この第三巻がジブリ化された元ネタでもある。

第一巻では光と闇、内なる自分との戦い。第二巻では闇が支配した世界の開放。そして第三巻では人々に魔法が信じられなくなり、名前や秩序を失った世界の均衡を取り戻すための旅が語られる。

世界の均衡が壊れた原因。

均衡。石を拾いあげれば大地は軽くなり、石を持った手はそれだけ重くなる。森羅万象変化が生じ、全体の均衡へと関わる。暴風もクジラの潜水も枯れ葉が舞い落ちるのもブヨが飛んだりするのも、すべてのことが本性にのっとって自然に行われ、何一つ全体の均衡を崩しはしない。人間は選択が許されているからこそ責任をもって、どうしたらその均衡が保たれているのかを学び行動しなければならない。しかし、人間の何かをすることよりも何もしないことの難しさ。

さいはての島で見つけた不均衡の源、黄泉の国で生から死への変化を拒否するものとの壮絶な戦い。世界とは何か。光りとは、闇とは、無とは、自己とは、生命とは。純粋な生への希望であるとともに、死への恐怖を超越しようとする欲望。しかし不死や変わらないものは、生でもなく死でもない。

ゲド戦記、十年後にも再読すべきもやもやファンタジー。

2008年11月12日水曜日

れっといっとびー

今日はついてない日。
雨でバイトが早く終わって
のんびり走っていると、
後ろからパトカーがごっついサイレン鳴らして接近。
サツにつかまった。
なんやねんなんやねんなんもしてへんわと思ってたら
原チャリで二段階右折違反とのこと。
はぁ!
わかってるよね?と。
はい、教習所で習いました!
が、知るかそんなもん!
そんなルール守ってたら走れるような交通事情かボケ。
一点減点。
罰金3000円。
あほらしい。
ゴールドじゃなくなります。ご了承ください。
あほか。
わしゃそもそもブルーカラーで結構じゃ!
即払ってやろうと思ったら、
銀行か郵便局でしか受付ないとのこと。
あほすぎる。
無性に腹が立つ。
事故ってサツがいるから防げるものか!
ばかたれ~。
そういえば、今年はサツに関わること3回。
阿佐ヶ谷行きの車で、
キャンプで。
知るかサツ。
ほっといてくれ!
以前から俺が何をした!
凹む。

サツはきらい。
くだらなすぎる。
ほんとうに思考停止したばかだと思う。

家でグダグタ飲んでYouTubeで
河島英五→吉田拓郎→ビートルズなんてやっていて、
アルバム『Let it be』のころの屋上ライブに辿り着く。
むちゃくちゃかっこいい。

The Beatles Rooftop Concert 1/3
The Beatles Rooftop Concert 2/3
The Beatles Rooftop Concert 3/3

大英帝国のサツがおろおろしている。
若かりし頃は、『サージェントペパーズ』と『ラバーソウル』にはまってたが、
最近は『Let it be』だ。
サツはさておき、
このライブの空気感は何かいまの自分にグッとくる。
なんだろうこの空気感。
ビートルズ解散。
しかし、超かっこいい。
れっといっとび!

2008年10月27日月曜日

ゲド戦記Ⅱ こわれた腕環

ひきつづき図書館で借りて読んでいる。ゲド戦記。かなりおもしろい。

一巻の動的な世界とは変わり、闇と静寂の支配する世界。名なき者たちの支配する世界。そこは唯一絶対の世界。そこは死の世界。
名前や記憶を奪われ、すべてを失った少女の生の奪還。不変の崩壊。生きることは変化であり、何かに覆されることであり、何よりも我を変えたいという強い気持ち。何かに支配されてはいけない。信じることを疑うこと。変化という希望と自由の希求。
光りの射さない闇の世界は、それを受け入れてしまうと安住の地であり、生きながらにしての死。闇を知り、光りを志すこと。我を知り他を照らす。その勇気はかけがえのない輝きを放つであろうと。

2008年10月25日土曜日

バイト先の農場で鶏もやっている。約4000匹。鶏舎が2つ。5メートル×25メートル、5メートル×50メートルくらい。毎日3000個くらいの卵がとれているよう。農家さんの現金収入源。一度ヒビのはいった売り物にならない卵をもらったことがある。スーパーで売っているものよりも黄身の色がうすくて、ちょうど、PCCJで平飼いで飼ってた鶏の卵に似ていた。味はおいしかった。卵は近くの小学校にも配達している。

が、しかし。こんなところで飼われている。



ひとつのゲージに2羽づつぎゅうぎゅうにいれられていて、



突付きあうのか、頸や尻は羽が剥けて、傷だらけ。



僕は卵は拾わない。卵を拾うのはパートのおばちゃんたち。僕の作業は、ゲージ下の鶏糞の臭い消しにコーヒー滓をまくため、鶏舎に2週間に一度くらいはいる。その度にまる一日、どうしようもなく陰鬱な気分になる。何千匹のけたたましい泣き声とつつきあい、糞尿の臭い、鶏臭。ぼろぼろになって、ただ卵を産むためだけの命。

けっして、農家さんを告発するつもりではない。卵は貴重な現金収入源である。少しでもおいしい卵をと、飼料なども努力されていて、実際に卵はおいしいと思う。が、しかし。鶏があまりにも悲惨である。
実際の生産の現場を見るまで、スーパーで卵は平気で買っていた。なんとなく想像はしていたが、その時その時の気分で赤い卵や安い卵を選んでいた。今でも食べろと言われれば、どんな卵でも食べると思う。が、ゲージにぎゅうぎゅうずめにされ、卵を産むためだけにぼろぼろになっている鶏の命があまりにも悲しい。

スーパーに陳列される卵や肉、加工品は実際にどのようにして生産されているかを自分の目で見なきゃ、わからないし感じれなかった。ピカピカにみがかれたショーケースに陳列されているものの背後でどんな命が育まれているのか。むごたらしい現場。生産と消費の最悪の関係。それが見えない関係性の命のつながり。

正直マクロビ的観点はあまり好きじゃない。自分の健康のために食事をとることも好きではない。肉も卵もおいしいし、食べたいし、暴飲暴食もやめるつもりはない。最悪かもしれない。

が、安い値段で得た食べ物について一切文句を言うつもりはない。農薬が付着していようが、化学調味料が入っていようが、産地偽装されていようが、お金で買う食べ物、そもそも見えない関係性の食べ物の消費活動に何が言えるというのか。

命のつながりを意識した食生活。
どうすればいいかは自ずとわかりかけている。

2008年10月14日火曜日

ゲド戦記Ⅰ 影との戦い

ジブリのDVDを見てイマイチわからなくて(後で調べてみると、ジブリのゲド戦記は内容的にかなり酷評されているよう)本を読んでみることに。ゲド戦記第一巻「影との戦い」。ゲドが幼年期から魔法使いになる過程が書かれている。魔法の学校で優等生だったゲドは、そそのかされて自分の力ではコントロールできない魔法を使い、影を呼び起こしてしまう。影とは心の闇、憎しみや傲慢。そして誰もが持っているもの。影は自らが自らに作り出したもので、影と向き合い受け入れ制御することで自己の均衡が保たれる。影は恐怖と死をもたらす敵となり、また自己、人間を人間たらしめる重要な要素ともなる。誰しもが内なる自己に潜めている慢心な心と向き合うことで、より強固な均衡のとれた人間になれることを架空の物語で現実的に見事に示唆してくれる、ファンタジーならではの良書であると思う。

内なる自分と外との折衝は、二律背反しながらも関係せざるをえない自己矛盾という永遠のテーマであり、光と影がひとつの均衡としてしか存在しえないなら、影に溺れ、影を知り、影を捉えることが人生なのか。

2008年9月23日火曜日

東京近郊農家/高橋淳子写真集

ここ最近ずっと、農業って何やろう。百姓って何やろう。そして、農のある、農的暮らしって何やろうって考えている。というのも自分が農的暮らしをしたいつもりなのだが、まだぼんやりとしていて、畑をやったり農家でバイトしたりしてはいるが、いざ自分は農をどのように暮らしのなかにとりいれていくのか、はたまた実践していくのかが見えていない。
ちょいと本でも読んで勉強するかと思い、図書館に行っていろいろ借りて読んでいる。
借りてきた本の中で、強烈にインパクトがあったのがまずこの写真集。

『東京近郊農家』高橋淳子写真集



中身を見ないでタイトルだけ見て、東京近郊の農家さんの情報が得れればくらいで借りてきたのだが、家に帰って開けてびっくり玉手箱。

農家の人たちの農作業の写真。ごっつい笑顔や憂い。農家の庭先、縁側、老夫婦の一こま、爺さん婆さんたちから滲み出る、農的暮らしの確かさが何よりも逞しい。おそらく戦後の現代農業にどっぷりはまってきたであろう人たち。
戦後の農業について語られる時、農政の被害者であるはずの農家さん達までも同罪のように感じてしまわずにはいられない、そんな偏見をどこか頭の片隅に住まわしてしまっている自分がいつもいる。
登場する畑は単一栽培の畑で、自然農とか有機とかではおそらくない。が、そんなのは無関係に活き活きとした高齢者の農家さん達がおそろしく逞しく映し出されている。この活力、逞しさは一体なんだろう。わかんないけど、強烈にひき付けられる。手ぬぐいをまいて鼻毛むき出しチャック半開きの爺さん、とか。

はたして自分は農というものとどう関わり、どう生きていくのか。それはまだよくわからないが、爺になったとき、この写真集にでてくるようなごっつい爺になっていたいとは思うな。

高橋淳子氏の写真は以下でも見られる。
農業写真家・高橋淳子の世界:フードボイス

2008年9月20日土曜日

俺百姓一覧

話題の百一姓になるための俺百姓の道

【1】草刈機(ナイロンカッター)
【2】草刈機(ハンマーナイフ)
【3】草むしり(ニンジンの株間)
【4】種まき(ダイコン/慣行農法)
【5】種まき(タマネギ/慣行農法)

…随時更新 つーびーこんてぃにゅ~

草刈機、草むしり、種まき

農家でバイトをはじめて5日。
作業は草刈、草むしり、種まき。
少し慣れてきたが、体は毎日筋肉痛。

草刈はモチのロン、機械を使う。
ナイロンカッターとハンマーナイフ。
かわいくない名前。

ナイロンカッターは、よくある刃が鉄のものではなく、
こんな風にナイロンの太いヒモが2本ついていて、

回転させて草を刈る。
この機械、障害物にあたっても刃がナイロンなので危なくないとのことだが、
刈ったものが、かなり自分の方に飛び散る。
フェイスガードと飛散防止エプロンをつけるが、
草だのなんだのが飛び散って、飛散も悲惨。
とくにリンゴ畑が大変。
リンゴが間引かれて大量に落ちているところに、
ナイロンカッターで挑むと、
リンゴがバンバン自分に飛び散る。
フレッシュなヤツはバチッて飛んできて痛いわ、
ちょっとレアなヤツは素敵な香りがする。
10分もやれば防御策もむなしく、
腐ったリンゴでべとべと。
カブト虫でも寄ってくるんやないかというくらい。

ハンマーナイフというヤツは、
いうなれば巨大草刈機。

どどどどど、がががががってガソリンで動くエンジンで進むと、
草刈と草を粉々にしてくれ、一網打尽。
刈る高さなども設定でき、髭剃りみたいなもん。
これで進むと、草むらにいた虫たちが一斉にあたふたとあちこちに飛び回る。
彼らは住処を一気に奪われて、一体どこへ行くのやら、、、
よくある公園の浮浪者の住処を奪うのと同じことか。
この機械は押すとガソリンの排気をもろに吸い込む。
音はデカイし臭いし感じ悪い。
よくこんなもの考えた!農機具メーカーの大バカ野郎。

ナイロンカッターも
ハンマーナイフもいらんわい。
わしゃ鎌さえあれば充分じゃ。

草むしり。
機械では無理なところを手でむしる。
ニンジン畑のメヒシバがすごいはびこっているところを
ひたすらむしることに。
ってうまくいくわけがない。
メヒシバって草は相当やっかいで放射状に根っこを張るし固い。
ニンジンの株元にいると、ニンジンごと抜いちゃうわけ。
自分の畑では野菜と相談して必要に応じてちょちょいと刈って
そのままマルチにするけど、
そりゃ疲れるわい、慣行農法。
ニンジンの株間は約15センチ。
これが単一にぶわっと植わっていて、
その間を縫うようにはびこるメヒシバ、
これをむしるんだから。
朝から夕方までずっと草をむしっても
終わらないっす。
腰は痛いは、手は洗っても落ちない草の汁にやられるわ。
草むしった後は、青虫がつかないよう消毒するんだとさ。
はやく、規格外の野菜が流通する仕組みにしてくだされ農林役所さん。

種まきも。
ダイコンとタマネギをすんごい狭い間隔で
種をまいていく。
もち収量をあげるため。
これもダイコン!って決めたら一日中ダイコンの種をまいている。
腰にくるくるぱー。
タマネギの種なんて、もう小さいから大変。
しかも畝幅60センチくらいの所に、横に条いれて
1センチ間隔で種まいていく。
まき過ぎ!と思う。
まぁ間引くんでしょうが、
草をぜーんぶ無くして土だけのところに所狭しと蒔いて、
草がまたでてきたらムシって消毒して、、、
大変というか無念。

とまぁこんな感じでやってますが、
農作業自体は嫌いじゃないし、
同じ作業をずっとやっているのは、
ある種の禅の境地に至れるような気もして
なかなかよい。

自分の畑で
自分のやり方で
それが毎日できる暮らし。
やりてぇなぁ。
だれか土地くれ~

2008年9月15日月曜日

夏休みはもう終わり~

どうもみなさますいません。
畑に旅に夏休みを満喫しました。

で、
夏休みはもう終わりで、明日からバイト。
お母ちゃんごめんなさい。
会社勤めはもうできましぇん。

ってなことで、
農作業しかできない体になってしまったわけで、
農家でバイト。
農家でバイトっていっても、
有機でも自然農でもない
おもいっきり慣行農法。
普通の近代農家。
なんか得体のしれないものをまくでしょう。
人力じゃなくごっつい機械でおもいっきり耕すでしょう。
ユンボやトラクターやゴボウ植えマシーンとか。
循環とかつながりとか自然とか、、、考えられんっしょ。
機械的であれ農家のバイトは激安。
機械化しないとやってけないらしいが、
機械化してももうかってないのか?
はたまた吝嗇なのか?
機械化しなくても少しでやる暮らし方はあると思うのだが。
持ってる土地の広さと頭のアホさは比例するように思えてならん。
がはは。
しかしながら、
男34歳の値段も時給と自給の狭間也。
ワーキングプアプアプア→ピュアと脳内変換!

嗚呼、、

最新の農家で現実を見てやるぞい。
いつまで持つやらあはははは。

2008年9月6日土曜日

有吉佐和子/複合汚染



レイチェルカーソン「沈黙の春」と二大金字塔。
昭和49年(1974年)僕が生まれた年に書かれた。
34年前。
34年前のこの本は非常に読むべき。

読後、、
わずか数十年でとりまく環境や状況は変われど
汚染に関しては、巧妙に隠蔽されているだけで
よくなっているとは思えなかった。
34年間の自分の汚れについて自問。
もちろん複合汚染の化合物であるとはっきりと自覚。


「複合汚染」

化学物質単体の汚染ではなく、
組み合わさった場合の汚染。
AとBの化学物質が一緒になったとき、
どのような影響を及ぼすかわからない。

単体での確認もままならない。
複合した場合の可能性は無限大。
わからないままどんどん製品化され使用される。
今、尚、続く。
より巧妙に。
基準値などあてにならない。


「土と農薬汚染、それを担う農政。」

戦後まもなく、日本は農政の指示によって
どれだけ農薬を撒いたか。
未だ残留でしょ。
農協の口車に乗せられて、
同じアホでも撒かなきゃ損損ってな具合に
農薬を徹底的に撒いた。
撒かなきゃ害虫侵入問題で村八分。
自分達の撒いた農薬で気が狂って死んでいったたくさんの農民たち。
埋もれた事実。
閉ざされた状況で起こりうる。
こうなりゃ善人に信じるな疑えと忠告しよう。
頭が悪けりゃ何も信じるなと教えよう。
農薬と情報の複合汚染。

農業大国フランス。
国家の言うことをまずフランス人は聞かない。
土壌の汚染度は低い。


戦争による技術や先端科学の進歩。
兵器と金儲けと汚染の関係・・・


CO2削減
ガソリン高
総裁選

エコ不要。
ガソリン不要。
総理不要。

世界中の金を堆肥に!

今為すべきことは
土と空気と水のことだけ。

2008年9月3日水曜日

青春の18きっぷ~食いだおれ編

8月21日から27日まで一週間九州へ行ってきた。
飛行機 ノン
新幹線 ノン
そう
青春18きっぷでいざ西へ。
夜行電車がとれなかったので、
2日かけての大移動。
往復で4日間。
九州にいたのが3日間と、
ほとんど電車の中にいた。
あはは。

語るに語りつくせない旅でしたが、
電車に4日間も乗っていると、景色も存分楽しいが、
やはりおいしいものが食べたくなるのが、
悲しい性。
まずは記憶の色あせないうちに
ウマイものまとめ。


広島名物?カキ大将
ワインでちびちび。
うまい


下関名物?ふく天うどん
ふく(ふぐ)の天ぷらがのって480円也。
うまい。



尾道で途中下車。
地元のおっさんにうまいから入れと強引に言われ、
たまたま入った店で、
鯛の南蛮漬け、タコ刺し、タコ天、タコ飯などなど。
たらふく食って飲んでなんと2000円と激安。
これはまた後で詳しく。


広島で広島焼
予想以上にうまかった。


大阪でたこ焼
やっぱ大阪のたこ焼はうまかった。


博多で駅弁2発。
うなぎに軍配。


熊本で買ったビールのあて2発。
馬ジャーキーの旨さにひひ~ん。

この他にも、
広島駅の駅弁、あなご飯や
静岡の駅弁、もち、うなぎ飯も美味でした。



きわめつけは、
静岡駅構内での立ち飲みで一杯。
これがじつは一番最高でした。

2008年8月19日火曜日

2008年8月17日日曜日

福岡正信 逝去

ショックだ。
あまりにもショックだ。

じつは昨日、彼の著書、
「無Ⅲ-自然農法」を読み終えたところ。

ここ最近、
いや2,3ヶ月
彼の農法や考え方にどっぷりはまっていた。

昨晩、粘土団子がつくりたくて、
夜中にネット検索してたら、
Wikiの福岡正信の記事

”2008年 8月16日午前逝去。”

と書かれていたのだが、
あまりにも自分の中でリアルタイム過ぎて、
まったく信用できず、
ネットで訃報を検索してみたら
ヒットしなかったので、
何かの間違いだろうと勝手に安心して
眠りについた。

が、
今日パーマカルチャーのメーリングリストで
ある人が訃報を投稿していた。

本当に亡くなっていたのだ。
何たることだ。


福岡正信氏死去


ショックだ。
あまりにもショックだ。

2008年8月16日土曜日

2008年8月15日金曜日

2008年8月10日日曜日

これでいいのだ!

また会社を辞めた。あはは。
今年2度目。
退職も2度目なら、少しは上手に~♪
なぁんてことはなく、
毎日終電生活のはて、
首がムチ打ち状態になり、
まさに、首が回らなくなって、
撃沈。

挙句、
大人気なくストライキを重ねての出社拒否。
またもや脱線。
線路は続かない、、、

振り返り。
一月に退職&引越して、
三月に引越して、
四月に就職して、
八月にまた退職。

なんと落ち着かない日々を
おくってしまったことやら2008年。
今年あと四ヶ月少しを残して、
またもや崩壊か?
オーマイゴッド。

ならば、原点回帰。
行動原理はなんだったか。

やっぱ何もしたくない



自分で食べるものは、
自分で作れるようになる。

そんなだったような。
うむ、シンプル。
だのに、またまた流されてしまった。
なんでだ?
そうだ。金だ。
いや、金か?
あはは、わがんねぇ。
けど、会社勤めはもうごめん。
うまくなんてやれねえよお母ちゃん。

先行きは不安は不安。
でも。
これでいいのだ!
会社行かないでいいことは、
とてもフリーダム。
毎日畑ができる。
最高だ。

2008年も残すところ1/3ちょい。
初心忘れるべからず。
野菜づくりに没頭しよう。
有機農業とか、
自然農とか、
そんなんにカテゴライズされない、
俺流これでいいのだ農法。

神なんてとっくに死んだ。
エコも死んだ。
農業も死んだ。
経済も死んじゃえ。

生々しく耕して。
自由に生きる。
毎日が天国と、
思えるように。
毎日がこれでいいのだ!
と思えるように。

2008年残り1/3
ラストスパートなのだ。

2008年4月10日木曜日

エネルギー

今朝から中央線ぐだぐだ
運転再開するも電力不足でチョロチョロ走る

電気で走る列車だから
電気がないとどうにもならねえ

思う
もし世界中の電気がなくなったらどうなるんだろう
大パニック間違いない
電気に依存してるの痛感

で、
電気に代わるエネルギーが必要なのか
ノン
エネルギーの種類の問題ではない

では、
何だ
エネルギーって

パソコン、携帯、テレビ
捨てるか
捨てれるのか
エネルギーがなければ情報伝達不可能か

生活に必要なもの、機能
エネルギーと共にある
ので、
共倒れになる

何げにあるエネルギーのようで
じつは社会環境を支配してるエネルギー
でかい
やべえ
うちなるエネルギーはちっぽけで

困ったときだけ
考えて
すぐ忘れる
便利で快適なくらしはまだある

エネルギーは質の問題ではなく
どう利用するかを考えることが大事に思う

いつまでもあると思うな親と金とエネルギー

なんてね

2008年4月7日月曜日

雨。
ぽつり。

空から。
ぽつり。

雨夜の雲。
鈍暗。

雨の記憶。
雨の匂い。

雨の中。
濡れた街並。

雨の景色。
草原。花。

雨の日。
風の日。
晴れ時々。

春の雨。
桜の消ゴム。

夏の雨。
ひまわりが揺れ。

秋の雨。
赤い涙。

冬の雨。
灰色の雫。

雨。
ぽつり。
一雫。
二雫。

土へ。
また空へ。
ぽつり。

2008年3月24日月曜日

禁煙だぁ~

さよなら
ありがと

ぷかぷか
ぷぅ~~

さよなら
ごめんね

にこにこ
ちんちん

さよなら
ばいばい

ぷかぷか
ぷぅ~~

これでいいのだぁ~
禁煙だぁ~

2008年3月23日日曜日

Free TIBET!!



昨日デモに参加した。
痛かった。

Free TIBET!!
Free TIBET!!
Free TIBET!!

叫んだ。

チベットに自由を。
チベットに人権を。
チベットに教育を。

何かが変えられるのか。
俺の声で。
こっち側の大衆の声で。

わからないけど叫んだ。
とにかく叫んだ。

嫌なものは嫌。
間違ってることは間違ってる。

どんな言葉でもってしても、
武力で人を殺める、
それだけで間違ってるんだよ。
人としてごめんなさいですまないんだよ。

誰に叫ぶのか。
わかんないけど叫ぶ。

欺瞞かもしれないけど。
叫ぶのさ。

Free TIBET!!
Free TIBET!!
Free TIBET!!

こんな俺でも、
少しは心が痛む。

痛みを感じたら、
叫ぶのさ。

大きなバカに潰されないように。
小さなバカでも叫ぶのさ。

Free TIBET!!
Free TIBET!!
Free TIBET!!

2008年3月17日月曜日

チベット情勢

チベットで大変なことが起きている。

お友達T君たちのブログ

今に始まったことじゃないが、政治的な理由で人が死んでいる。

僕にはわからない。

どうしてか、わかっているけど、わからない。

誰のために、何のために命があって人は生きるのか。

もう勘弁してほしいと思う。

政治。権力。

今は21世紀。

人類は何年こういうこと繰り返すんだ。

バカヤロー。

2008年3月3日月曜日

剪定と移植



剪定と移植を学ぶ。

学校の道路脇のガーデン、道路が拡張されるためガーデンを撤去するとのことで、授業の実習をかねて木を移植。移植は何といっても体力仕事。移植する木の周りを、スコップでグサグサとひたすら掘って、藁縄と藁で根を縛る。移植先に運んで、また穴掘って植える。藁縄と藁はあとで腐るとのことで、つけたままでよい。
しかし、掘られてしかも根をグサグサ切られて、木にとってはたまったもんじゃないだろうな。

剪定もやらしてもらったが、まったくといっていいくらいひどいものでした。素人が散髪したときに失敗するように、こっちを切れば、あっちも切らねばと、どんどん樹形が変に、、、やり直しがきかないので、ほんとうに悲惨な状態に。ごめん木。

植木職人はスゴイなとあらためて実感。

2008年2月29日金曜日

池澤夏樹/光の指で触れよ



風力発電。
ネパール。
夫の浮気。
自己満足な恋愛。
家族の崩壊。
経済至上主義への疑問と不満。
そこから脱却することの不安。
現代人のこれからの生き方、または家族のあり方の模索。
心の奥底に忘却していた幼少期の闇。
レイキ、タントラによる闇の開放。
ヨーロッパにおけるコミュニティの心地よさ。
または、コミュニティの今後の社会での可能性。
パーマカルチャーの希望。
家族の再活動。
藤野に住む。

池澤夏樹/光の指で触れよ

ざっとキーワードを並べればこんなものか。
藤野に移り住んだ自分と少し重なる部分もあり、非常に興味深く読めた。
パーマカルチャーというキーワードが緩くもしっかりと流れ、崩壊した家族がふたたび希望をもち再結成される。このような小説が書かれたことに驚きも感じ、緩やかながら着実にパーマカルチャーを核とした社会やコミュニティの形成がなされていくのではと期待も感じた。

パーマカルチャー関係者は必読です。

2008年2月24日日曜日

キッチンガーデン

本日も晴れでいい天気。こんな素敵な休日の朝には、ごはんと味噌汁ではなく、喫茶店のモーニングのような食事がいいのだ。



溶き卵に少しパルメジャンチーズを入れたオムレツ、昨日のパスタであまったトマトホール缶と、玉ねぎ、キャベツ、ソーセージをコンソメで煮込んだスープ、そして食パンではなく、バターロールをトースターで少し焦げ目がつくくらいに焼く。朝食がキマルとその日一日を愉快に過ごせるかもしれない。そう単純な生きものだよ人間なんて。

こんな素敵な休日にうってつけの過ごし方。お世話になっている宅のS君が、パーマカルチャーの農場「キッチンガーデン」つくりをやっていて、それをお手伝いさせていただく。



杭の木を腐らないようにするため、バーナーで焼く。一瞬で黒く焼けると思っていたが、なかなか黒く焼けないものだ。



つぎに畑の土留め用の木をチェーンソーで切る。木はS君がダムのゴミ置き場から収穫してきた流木。いろんな形があっておもしろい。



チェーンソーで切った木は、S君が一本づつ鉈で先っちょを尖らせてくれ、それを今日の作業のために駆けつけてくれた仲間の女子が畑の境界に打ち込んでいく。尖らせるのも打ち込むのも一本づつ手作業で大変だったと思う。けど、こんな感じになる。すごくよい。



ビンで囲ったところもある。これもかなり素敵。



湿地になる部分の石組みもする。最近、石が好きなのを察知してくれたS君が、この作業を任せてくれる。やはり石組みは楽しい。自然によってつくられた石という素材を、何も加工することなく、ただ、形やバランスなどを見て組んでいく。何も考えなくていいが、ただ積むだけでは決まらない。石の大きさや表情を見て、組み合わせていかなければならない。やっているとこれがピタッとはまる瞬間がある。これが超気持ちいい。石と石の間の余白から、いつか草が生い茂り、生物が宿ることを想像するのもわくわくする。やはり、石、好きだ。



5人がかりで作業して、結構いい感じに進んだとS君も喜んでくれた。
最後に通路におがくずをまくと、うむ、いい感じ。これからどうなるのかが、かなり楽しみなガーデン。本当にわくわくする。



お疲れした!の後は温泉で疲れを癒す。一日作業をしてから入る温泉は、冷えた身体をただ温めるのではなく、回復の作用を実感することができる。ありがたさは100倍。もちろんその後のプシュリは200倍。S君みんな今日はさんきゅうでした。また手伝うぞ!

途中、鶏が脱走していてみんなで追い掛け回すハプニングもあり(笑)

2008年2月22日金曜日

ぶらり下落合

今日は午後から豊島区下落合にお散歩。最近何かとお世話になっているKZT家の近くです。とても閑静な住宅街で、個性的だけど品の良い住宅がいっぱいあって、ぷらぷら歩くのが楽しいところです。

今日のお散歩ルートは、薬王院→野鳥の森公園→おとめ山公園と植物観察しながら歩いた。寝不足続きのため、ぽかぽか陽気で寝そうになりながら。

まずは薬王院に。牡丹やしだれ桜が有名だそう。けど、風化した石仏がいくつかあって、そういうのが好きだから、先生の話もそっちのけで夢中になってしまった。




これは、あ・うん。山門の軒下にあるのがおもしろい。



薬王院に隣接して野鳥の森公園がある。とても小さい公園だけど、ケヤキ、コナラ、湧き水の流れる小川があり、シジュウカラ、オナガ、キセキレイなどが遊びにくるとのこと。今日は、シジュウカラ、ムクドリがいた。

そこからまた少し住宅地を歩く。先にも書いたよう、本当に閑静な住宅街で、歩いていてとても気持ちいい。お金持ちそうな家が多いんだけど、こういう風に瓦を積み上げて塀にしているお家もある。



こんな立て看板がかなりいっぱい立ってた。タヌキがでるのか?タヌキ親父ならたくさんいそうだが。



おとめ山公園へ。「おとめ山」ってのは「乙女山」じゃなくて、江戸時代、将軍様が狩をする場所だったので、一般人は狩猟禁止ということで「御留山」または「御禁止山」と言ったんだそう。ここも立派なケヤキ、コナラ、クヌギや常緑のカシが鬱蒼と生えていて、小さい公園でしかも新宿-都心の近くにありながら、いい公園だと思った。結構、水場も豊富でカルガモとマガモもいた。

こういう噴水と、なんでこんな風にしたのかわからん倒木は、いただけないが。


下落合、まだまだ見所がありそうなので、またヒマを見つけたら散策しよう。